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ピラティス&パーソナルトレーニングジム

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正しい姿勢のイメージが身体を壊す?!

こんにちは。

ブライタージム代表のyongcholです。

寒くなってきて、身体が縮こまり姿勢が気になるシーズンになってきました。

皆さんは、良い姿勢・キレイな姿勢に対してどのような「イメージ」をお持ちでしょうか。

・背中は、まっずくがキレイ!

・猫背を正すためには肩甲骨を寄せる!

・膝は、真っ直ぐ伸ばした方が歩きやすい!

 

そのような声が聞こえてきそうです。

 

トレーナー成り立ての頃は、自分もこのようなイメージのもと、指導してたのがつい最近のようです。

 

「腕は肩甲骨についてるから、胸を少し広げてください」

「背中の筋肉を鍛えれば姿勢がよくなり、気になる肩凝りがスッキリします」

「カカトの上に、真っ直ぐ体重を乗せましょう。解剖学的にそれがいい姿勢です

 

今思うと、このような伝え方は間違いではないですが謂わゆる「うまくいかなかった」ことが多かったと当時を振り返ります。

 

腰痛・頭痛持ちのバレエをしてる中学生、モデルの方を見させていただいた時、共通するのが謂わゆるキレイで真っ直ぐな背骨。なのに、不調があるのは何故か?

 

肩凝りが気になる方に、背中のトレーニングをして肩周りがスッキリしたと声はいただくけど普段の生活では肩凝りは相変わらず気になったまま…

 

膝痛持ちのクライアントの方の立ち姿勢の評価した際、どう見ても膝が伸びすぎていて膝を少し曲げた姿勢が本来の真っ直ぐな立ち方だったり。膝を軽く曲げてもらって、膝の位置を調整してもらった際に返ってきたお言葉が

「膝は、こんなに曲げるのが真っ直ぐなんですか?」と…

 

日常での姿勢、立ち方や歩き方をひとつとっても、世の中の一般的になってしまった「」や「健康」へのイメージを持ち、何気なく過ごしてることがあったりします。

 

それが日常化しちゃえば、身体に負担のかかる姿勢や動きのクセに繋がりかねません。それも引き金となり、スタイルの崩れや肩凝り・腰痛など不調になってる人も多いのでは?と自分は考えてます。

 

・背中は、まっずくがキレイ!→背中は、丸くがキレイ!

・猫背正すために肩甲骨を寄せる!→猫背を正すには背中を適切に丸くする!

・膝は、真っ直ぐ伸ばした方が歩きやすい!→膝は軽く曲げるぐらいが、ちょうどよい

 

今では、このような考えのもと指導させていただく場面が増えました。

世の中の常識とは違い、非常識ではありますが…

トレーニングやピラティスを習慣化するのももちろん大事ですが、大体できて週1-2回、1回あたり。そして、運動に費やす時間は1時間ぐらい。

運動してない時間の方が、もちろん長いです。

なので、スタイル・腰痛や肩凝り身体の不調を整えるには、運動する時間以外の時間をどういう意識を持って過ごせるかがミソになります。

ピラティスやトレーニングで身体の意識を整えるー

日々のわずかな運動する時間を、日常に活きる時間にしていきたいですね。